ガンガンピクシーズ、ゲーム中の1話をまるごと文章で公開
コンパイルハートより2017年3月23日に発売予定のPSVita「ガンガンピクシーズ」。
本作品のゲーム中冒頭にあたる、第1話の会話イベント内容をまるごと文章で公開となっています。
発売前先行公開&新規ブランドゲーなので、簡単にキャラクターの説明を置いておきます。
◆ビーたん(ウサマエル) CV:高野麻里佳
地球にやってきた小人宇宙人の隊員。

◆かめぽん(カメリエル) CV:大坪由佳
地球にやってきた小人宇宙人の隊員。
クールな性格。

◆アルマルス司令官 CV:鶴岡聡
宇宙人で、かめぽんに銃の技術を教えた師匠であり、ピクシーチーム結成の立案者。

以下、かめぽんとビーたんが潜入する女子寮の女の子たち。
◆佐藤アマヨ CV:高橋未奈美
寮に新しく移住してくる中学生。
魔王のような言動だが、実際は小心者。
◆鳥居ミサ CV:今村彩夏
鳥居家三姉妹の次女。 プログラミングが得意。
メインイベント-No.006
キラ:
……うっぷ。気持ち悪い。
ミサ:
おやぁ? 満腹な感じで?
キラ:
いや。違うって……。
ミサ:
拾い食いでもしたんですか?
アマヨ:
もー、キラちゃん。お腹こわすからダメだよー。
キラ:
いくらおれっちでも、道に落ちてるものは食べないよ!
キラ:
そうじゃなくて、に、お、い!
ミサ:
ああ……。
アマヨ:
臭い?
ミサ:
この、甘ったるい臭いですか。
ここ数日、寮のいたるところで臭ってますよね。それが?
キラ:
なんで平気なのさ……。
昼作ったこのカレーの臭いと混ざり合って、けっこうすごいことに……うぷっ。
ミサ:
ワタチは、姉貴ほど臭いや味に敏感じゃないので。
キラ:
くぬぅ……ずるいぞ、ミサ……うっぷ。
ミサ:
原因はなんなんでしょうね。臭いの。
キラ:
わかんない……。料理の匂いって感じはしないんだけど。
……うっぷ。
アマヨ:
キラちゃん、大丈夫……?
キラ:
……あー。心配しないで、アマねぇ。
てか調子悪いのおれだけなの?
キラ:
おれっち、部屋に戻るよ。ちょっと休めばマシになると思うから。
アマヨ:
……行っちゃった。
ミサ:
まあ本人もああ言ってますし。
姐さんがそんなに心配しなくても、大丈夫だと思いますよ。
アマヨ:
うん……。だといいな。
メインイベント-No.007
場所:ピクシーチーム秘密基地(アマヨの部屋のキッチンの隅)
登場:ビーたん・かめぽん・アルマルス

かめぽん:
『謎の異臭騒ぎ』か……。これは生態調査の対象に含まれるだろうか。
ビーたん:
…………。
かめぽん:
ビーはどう思う? ……ビー?
ビーたん:
くんくんくんくんくん。
かめぽん:
……何をしている。
ビーたん:
一生懸命嗅いだら、かめぽんの匂いが分かるかなと思って。
でも、やっぱり何も感じ取れないなあ。
かめぽん:
あたりまえだ。
私たちパンデモ星人に、嗅覚はない。他の宇宙人や地球人のようにはいかないぞ。
ビーたん:
地球人ずるーい。
嗅覚って、空気中に漂う成分の味を感じるようなものなんでしょ?
ビーたん:
ビーたんも、かめぽんから漂う成分を味わってみたいなー。くんくんくん。
かめぽん:
嗅ぐな気持ち悪い。……しかし、お前の言うことにも一理あるな。
かめぽん:
嗅覚があれば、寮の中にどんな異臭が漂ってるか、簡単に調査できただろうに。
アルマルス:
異臭だと?
かめぽん:
し、司令官!?
ビーたん:
お疲れさまでーす。最近よく通信飛ばしてきますね、暇なんですか?
かめぽん:
ビー!! 司令官に対して、失礼だぞ!
アルマルス:
気にしなくていい。
アルマルス:
それよりかめぽん。異臭について報告を頼む。
かめぽん:
はい。先ほど、場所はロビー……いえ、正確にはダイニングキッチンといったところでしょうか、そこで話を立ち聞きしたのですが――
アルマルス:
なるほど……。状況は理解した。
かめぽん:
体調不良を起こしているのは『鳥居キラ』だけですし、それほど深刻な異臭ではないと思うのですが……。
アルマルス:
いや。万が一、住民の生命を脅かす物だった場合、今後の生態調査に支障をきたす可能性もある。
アルマルス:
任務だ、ピクシーチーム。
異臭の原因を探り、それが危険である場合は速やかに排除せよ!
ビーたん&かめぽん:
ラジャー!
ビーたん:
……でも、メチャクチャ残念なことに、ビーたん達には嗅覚がありませんよ?
どうやって調査するんです?
アルマルス:
宇宙船に、臭いの成分を分析する機材があるはずだ。それを使うといい。
ビーたん:
機材頼りですか……。
それじゃあ、かめぽんの匂いは味わえませんよね……。
アルマルス:
……何の話だ?
かめぽん:
いつもの妄言です。いくぞ、ビー。
ビーたん:
ん、りょーかい。
気持ちを切り替えて、女子部屋漁りに集中しよう!
かめぽん:
任務だ、馬鹿!
アクションイベント-No.004
ビーたん:
やっぱり、アマヨ殿は調査対象から外せないよね!
かめぽん:
それは佐藤アマヨが何か隠しているということか?
ビーたん:
ハッピー弾を当てた時のアマヨ殿の息遣い……期待できると思いませんか!
かめぽん:
……任務を始めるぞ。
ビーたん:
わあ、冷たい目……。ビーたんも真面目にやるってば、もー。
かめぽん:
だったら不真面目な発言は控えろ。まったく。
ハッピーイベント-No.003
アマヨ:
ふぁにゃーーーん!!
アマヨ:
こ、この感じ……。
気持ちよくって……ふわふわして……。身体が軽い……。
アマヨ:
えへへ……。
ダイエットの効果、やっぱりてきめんだよ~♪
ビーたん:
……あれ?それだけ? 異臭の話は?
かめぽん:
ダイエットの話……? 収穫は無しか。
ビーたん:
……待ってかめぽん。収穫なら十分あった。
かめぽん:
なんだと? まさか今の独り言から私には気付かなかった情報を?
ビーたん:
アマヨ殿のとろけ顔を見られたんだから、十分な収穫だよ!
かめぽん:
そうか。なら好きなだけ眺めていろ。
ビーたん:
冗談が通じない……。
メインイベント-No.008
場所: 鳥居姉妹の部屋
登場: ビーたん・かめぽん・キラ・ミサ
ビーたん:
ミサ殿は、寮のいたるところで臭いがするって言ってたよね。
かめぽん:
ああ。とはいえ、臭いの強い場所、弱い場所くらいは有るだろう。
その情報を、鳥居姉妹から引き出せないだろうか?
かめぽん:
発生源さえ分かれば、私たちでもどうにかできると思う。
ビーたん:
ん?臭いの強さなら、機材で分析できるんじゃなかったっけ?
かめぽん:
それがこの機材、臭いの成分を分析する事しかできないんだ。
空気中の成分から、臭いのもとまで辿るのは難しいな。
ビーたん:
えー、じゃあ結局、ビーたんたちが発生源を見つけなきゃいけないの?
まったく、司令官も気が利かないですなぁ。
かめぽん:
お前それ、絶対に司令官の前で言うなよ……。
ビーたん:
まあとにかく、キラ殿がいるかミサ殿がいるか分かんないけど、ハッピー弾当てて情報収集すればいいんだよね?
ビーたん:
ふへへ……楽しみですなぁ!
かめぽん:
公私混同も程々にしろ。
それとも、口で言うより身体に教えた方がいいか?
ビーたん:
え? 身体に? それってどんなキモチイイ方法で――
ビーたん:
痛だだたたッ!!!
腕が曲がっちゃいけない方向に曲がっちゃうんっ!
かめぽん:
分かってくれたかい? ビーたん。
ビーたん:
イエッサーイエッサー! ギブギブ! ギブアップです!
ちゃんと任務に集中しますからっ!
アクションイベント-No.005
ビーたん:
集中していくぞーー!
かめぽん:
いつまでもつのかな……。
ビーたん:
キラ殿かミサ殿に出会うまでです!
かめぽん:
おいおい……。
ハッピーイベント-No.004
キラ:
わぉっぱげーー!?
キラ:
なんだろ、急に気持ち良くなってきた……。
キラ:
臭いも気にならなくなってきたし……。
キラ:
そういえば、おれっち達の部屋はそもそもあの臭いが薄いかも……。
ビーたん:
ふむふむ。キラ殿たちの部屋は、甘い臭いが薄いと。
かめぽん:
これはいい情報を得られたな。原因解明に繋がりそうだ。
アクションイベント-No.006
ミサ:
……そうですよ、あの臭い! 姐さんの部屋が一番強い気がしますね!
でも何故だろう……?
ミサ:
もしかして、また甘いお菓子でも隠れて食べているんでしょうか?
ビーたん:
おっ。情報ゲット。
かめぽん:
核心に迫ってきたな。
ミサ:
それにしても、なんでしょうこの感覚……。どうも落ち着きません。
ミサ:
フワフワするというか……? ウズウズするというか……!
かめぽん:
……効き方が恐い。
ビーたん:
ミサ殿はクールだね。
ハッピー弾の効果に抗えてないところが、
ビーたん:
可愛いというか、そそるというか……。
かめぽん:
お前まで頬を紅潮させるな。もう行くぞ。
ミサ:
……これはダメですね、ぴんくなゲームでもチェックしますか。
ビーたん:
待ってかめぽん! これからいいことが起こる気がする!
かめぽん:
待たない。さっさと行くぞ。
ビーたん:
いやー! かめぽんのいけずー!
メインイベント-No.009
場所: ピクシーチーム秘密基地(アマヨの部屋のキッチンの隅)
登場: ビーたん・かめぽん
かめぽん:
さて、これまでに得た情報を整理するぞ。
ビーたん:
キラ殿たちの部屋は臭いが薄い。アマヨ殿の部屋の臭いが濃い。
……これはもう、整理するまでもないねー。
かめぽん:
発生源は『佐藤アマヨ』の部屋でまず間違いないな。
『鳥居ミサ』が言っていた通り、隠れて甘い菓子でも食べているんじゃないか?
かめぽん:
どんな菓子ならここまで臭うのか、それは調べてみないことには分からないが。
ビーたん:
でも、ダイエットは上手くいってるって言ってたよ?
ハッピー弾でそんな独り言つぶやく人が、隠れてお菓子なんて食べてるのかなー?
ビーたん:
もしそんなに食べているとしたら、お菓子の味だとか、そちらの感想のほうが引き出されそうな気がするんだよね。
かめぽん:
……ふーむ。言うじゃないか、ビー。まだ調査の必要がありそうだな。
ビーたん:
うっさっさ。それじゃあ、またアマヨ殿の部屋に行こっか。
かめぽん:
ああ。今度は、臭いを発している原因を探そう。
アクションイベント-No.007
場所: アマヨの部屋
登場: ビーたん・かめぽん
ビーたん:
調べる場所はどこにする?
かめぽん:
ゴミ箱でいいんじゃないか。
アクションイベント-No.008
(――ゴミ箱の前まで到着した、ビーたん&かめぽんだったが・・・)
ビーたん:
うわ……。これって、ガムの包み紙?
かめぽん:
そのようだが……すごい数だな。もしや、これが……?
ビーたん:
かめぽん、今こそ機材の出番だよ!
かめぽん:
そうだな。物体の臭いなら、この機材で……。
かめぽん:
……すごい数値だ! 臭いの原因は、これで間違いない。
ビーたん:
やったね!
ビーたん:
……でも、なんでこんなにガムが? アマヨ殿、噛むのが好きなのかな?
かめぽん:
この包み紙……。そういえば、鳥居姉妹の部屋でも同じものを見かけたぞ。
ビーたん:
え、ほんとに? ビーたん、いつも女の子しか見てないから、全然記憶にないや。
かめぽん:
お前ってやつは……まあいい。鳥居姉妹の部屋も調べてみよう。
ビーたん:
だね。このガムを買ってるのが誰なのか、念のため調べてこよー!
ハッピーイベント-No.006
キラ:
りょうりぁ!!?
キラ:
うーん……。今日の料理は何にするか……。
キラ:
そういえば、アマねぇのやつ……。まさか、まだダイエットを諦めてないのかな?
せっかくの料理もまた遠慮するようになったし。
キラ:
誰が見たって太ってなんかないのに……。
女子大生同士の付き合いも大変なんだなぁ。
キラ:
……ま、おれの料理の腕前がもっと上がって、『食べるほど健康的に痩せられる食事』ってのをハツメイすればいいんだよな!
キラ:
うん。やることはシンプルだ。なんか気持ちがスッキリした……。
ビーたん:
いい話を聞いたねぇ。
かめぽん:
捜査には関係ないが悪い気はしないな。
ハッピーイベント-No.007
ミサ:
ふぉーわぁ!?
ミサ:
うう、急に姐さんのことが気にかかってきました……。
ミサ:
普段から、寮の管理人さんとのやり取り、支払のこととか全部お任せしちゃってますからなぁ……。
ミサ:
ワタチが気軽にゲーム制作へ没頭できるのも姐さんのおかげだし……。
ミサ:
この前なんか、部屋の掃除までして頂きましたからねぇ……。
ミサ:
よーし、ワタチもこれからはもっと一人で出来ること増やしていきますよ~っと!
ビーたん:
その意気だ、ミサ殿!
ミサ:
……ん?いま誰か、呼びました……?
かめぽん:
ばか! 大きな声を出すな! 逃げるぞっ!!
メインイベント-No.010
※この動画に音声はありません。
ビーたん:
お。例の包み紙を発見しました!
かめぽん:
やはり鳥居姉妹の部屋にも、同じ包み紙があったな。ふふっ、思った通りだ。
ビーたん:
さっすがかめぽん! さえてるう!
ビーたん、惚れ直しちゃうぞっ♪
かめぽん:
おまけに佐藤アマヨ氏の部屋に比べると、包み紙の数が少ない。
……このことから、ある仮説が導き出せる。
ビーたん:
あれ、スルー? ビーたんの告白を、かめぽんスルー?
かめぽん:
ガムの出どころは、佐藤アマヨ氏だ!
彼女の自室にガムの包み紙が大量にあったことから可能性は高い。
かめぽん:
こちらの部屋に包み紙が少ない理由は簡単だ。
さすがに、他者の部屋に私物を捨てる機会は少なかったのだと推測ができる。
かめぽん:
仮にこれが鳥居姉妹の捨てたものだとしたら、自分らが原因になっているのに異臭に気付かないのはおかしい……こんなところだな。
ビーたん:
……うん、そうだね。ビーたんも、そう思うよ!
でもね、でもね……。
かめぽん:
なんだ、ビー。さっきから何か言いたげだな。
特別に発言を許してやる。
ビーたん:
はーいはーい! ふたつ気になったんだけど。
まず一つ目、アマヨ殿にもその理屈は言えるんじゃないの?
かめぽん:
えっ。
ビーたん:
だって、あれだけのガムの包み紙を「作った」…いや、「食べた」かな……張本人だよ。
臭いに心当たりがあってもよさそうなのに。
かめぽん:
そ、それは……。
ビーたん:
二つ目。そもそもなんでこんなにガムを買ったんだろうね?
地球人って、ガムが大好きだったりするの?
かめぽん:
むむむ……。確かにそれも気になるが、私はこのガムの正体が知りたい。
かめぽん:
……はっ!
まさか……実は危ない代物で、既にアマヨ氏の嗅覚にまで悪影響が出ているのに本人は気付かず噛み続けているのでは!?
ビーたん:
噛み続けるって……。言い方がこわいよ。
にしても真面目だなあ、かめぽんは。ビーたんは、ガム自体はただのガムだと思うよ?
かめぽん:
いーや、それは調べてみなければ分からないさ。
行くぞ、佐藤アマヨの部屋を追加調査だ!
アクションイベント-No.009
場所: アマヨの部屋
登場: ビーたん・かめぽん
かめぽん:
ガムの包み紙だけでなく、決定的な証拠が欲しい。
ビーたん:
よし、じゃあ机の周りを探してみようよ!
ハッピーイベント-No.008
場所: アマヨの部屋
登場: ビーたん・かめぽん・アマヨ
アマヨ:
が、がむぅーん!!?
アマヨ:
ふふふふ……。もぐもぐ……。
アマヨ:
この味……幸せ……。人前で噛んでなきゃ、ずっと口に入れてても誰にもバレないし……。
アマヨ:
味、長続き……。さっ、最高……!
かめぽん:
ガムマニアか、アマヨ氏は……。
ビーたん:
アマヨ殿がガムを吐き出すところを見たいなぁ。
ビーたん:
なんかすごそう。ねぇ、そう思わない?
かめぽん:
おまえの感性が私にはわからん……。
メインイベント-No.011
かめぽん:
これは……ガムのケースが大量に!
ビーたん:
購入した時のレシートもあるよ。すっごいまとめ買い……。
かめぽん:
包み紙の出どころは、アマヨ氏で決定だな。
それに、このガムケースに書かれた文言……。
ビーたん:
『ダイエット・サプリガム』、だね。
かめぽん:
繋がったな。アマヨ氏は、このガムでダイエットをしていたわけだ。
ビーたん:
この量……ガムだけで生活してそうだね……。
かめぽん:
しかし、生命を脅かすものではないな。
ビーたんの言う通り、モノは健全な市販のガムだったようだ。
ビーたん:
うん……そうだね。
かめぽん:
よし! これで任務は完了だ!
ビーたん:
……かめぽん、あのさ。
かめぽん:
さっそくアルマルス司令官に報告しに行こう。行くぞ、ビー。
ビーたん:
あ、ちょっ……待ってよかめぽん!
メインイベント-No.012
場所:ピクシーチーム秘密基地(アマヨの部屋のキッチンの隅)
登場:ビーたん・かめぽん
かめぽん:
司令官にこちらから通信を行うには、と……。
ビーたん:
……あれぇ?
かめぽん:
ん? どうかしたのか?
ビーたん:
あー!! ビーたん、キラ殿の部屋に忘れ物したみたい。
かめぽん:
忘れ物だと?
……まずいな、もし寮生に見つかったら、私たちの存在を知られる危険性がある。
かめぽん:
私も探しに行こう。
ビーたん:
あ、いや。平気! ぜんぜん大したものじゃないからさ。
かめぽんは、司令官への報告よろしく。
かめぽん:
む……おい、待て。
ビーたん:
うん? な~に?
かめぽん:
お前、なにか余計なことを考えているな。
ビーたん:
……なんのことでしょー。
かめぽん:
目が泳いでいるぞ。
かめぽん:
無理なダイエットをするアマヨ氏が心配で、キラ氏にさりげなく教えにいくつもり――……といったところか?
ビーたん:
……あはは。さすがかめぽん。
かめぽん:
何年一緒にいると思ってるんだ。
お前が考えそうなことくらい、すぐに分かる。不本意だがな。
ビーたん:
そこまで以心伝心なら、このまま見逃してくれないかな……!?
かめぽん:
ダメだ。リスクを負ってまで、実行する必要性がない。これは任務なんだぞ。
かめぽん:
女子大生のダイエット。結構じゃないか。
見たところ、アマヨ氏の健康に異常は出ていない。臭いの件は問題だが……寮生同士で解決すべきだ。
かめぽん:
第一、調査対象への過度な入れ込みは厳禁だろ。よって、本件はこれで終了、司令官への報告を――
ビーたん:
ごめんかめぽん。それは無理。
かめぽん:
あ! こら待て!
かめぽん:
我々は軍人だぞ! 帝国の、パンデモ星の未来を背負ってるんだ!余計な私情を挟むな!
ビーたん:
なに言ってるの、かめぽん。確かにパンデモ星の未来も大事だけど――
ビーたん:
女の子の笑顔は、それと同じくらい守らなきゃいけないものなんだよ♪
かめぽん:
……お前がそういう奴なのは知ってる。しかし。
ビーたん:
それにね、かめぽん。無理なダイエットを続けた結果、もしアマヨ殿が倒れて入院でもしたらどうする?
ビーたん:
それってビーたん達の調査任務に、支障をきたすんじゃないかなー?
ビーたん:
おまけに、アマヨ殿がガムの臭いに鈍感な件も気にかかるよ。
かめぽん:
……まったく、普段は馬鹿な事ばかり言っているくせに、こういう時だけよく頭が回る。
かめぽん:
わかった。私も付き合おう。
ビーたん:
やたっ! かめぽん優しい!
かめぽん:
勘違いするな。別に、お前に共感したわけじゃない。
かめぽん:
お前がどうあっても行くと言うなら、せめて余計な危険を冒さないよう監視する。
ビーたん:
もう素直じゃないなぁかめぽんは! ホントは寮生のみんなのこと心配してるくせに!
かめぽん:
やはり力ずくでもお前を止めるべきか?
ビーたん:
い、イエッサー。無駄口は控えます。ご協力感謝いたします。
かめぽん:
賢明だな。ところで、キラ氏にどう伝えるつもりなんだ?
ビーたん:
キラ殿にさっきの包み紙をさりげなく見せにいく! 臭いの原因はこれだよ、ってね。
かめぽん:
いや、包み紙だけでは気に留められない可能性があるぞ。他になにか方法は……。
ビーたん:
それなら、あのガムを銃で射出するのはどう?
キラ殿のお口に、甘い臭いの原因を直接お届け!
かめぽん:
……なるほど、名案だな。その先のことは氏に任せるしかないが、干渉の度合いからしても妥当なところか。
かめぽん:
普段からこれくらい冴えていてくれれば、調査も楽に進むだろうに、まったく。
ビーたん:
ふふふ。ビーたんの頭脳は、可愛い女の子のためにしか回転しないようにできているのだ!
かめぽん:
胸を張って言うことか、それは。
ビーたん:
とーにーかーく、キラ殿のところに向かおう!
アクションイベント-No.010
場所: 鳥居姉妹の部屋
登場: ビーたん・かめぽん・キラ
ビーたん:
キラ殿だ! うまく口元を狙えるかな…?
かめぽん:
いきなり狙う必要は無い。狙撃を続けて姿勢を崩せ!
ビーたん:
ラジャー!
かめぽん:
ハッピー弾は万能だ。効果があるまで撃ち続けるぞ!
ハッピーイベント-No.009
キラ:
ひゃ!?
かめぽん:
よし、うまくいっているな!
ビーたん:
キラ殿、ごめんよう~! もうすぐ済むからね!
ハッピーイベント-No.010
キラ:
あれ……。なんだろ、口の中に何か……。
キラ:
……ガム? でもこの味……あの臭いと同じ……?
ビーたん:
よっし、今だ!
かめぽん:
ああ。ガムの包み紙を――置いてくるぞ。
キラ:
ん?このガムの包み紙か。
キラ:
……これ。アマねぇが最近持ってたやつだな。もしかして……。
かめぽん:
……部屋から出ていったな。
かめぽん:
アマヨ氏のところへ向かったのだろう。
ビーたん:
見届けなくちゃ。かめぽん、追いかけよう!
かめぽん:
……まったく。伝えるまでではなかったのか?
場所: アマヨの部屋
登場: キラ・アマヨ
アマねぇ。ちょっといい?アマヨ:
キラちゃん? えっと……難しい顔して、どうかした?キラ:
聞きたいことがあるんだ。この、ガムのことなんだけど。アマヨ:
え……き、キラちゃん……?キラ:
やっぱり、アマねぇのなんだね。このガム……もしかして、ダイエット食品?アマヨ:
それは……その。
キラ:
しかもこれ。一つなら大したことないけど、けっこう臭うみたいだぜ。
アマヨ:
……臭い、きつかったんだよね!
私、ダイエットに必死でまさかキラちゃん達を苦しめることになるなんて思わなくて――
キラ:
違うよ、アマねぇ。臭いのことなんて、どうでもいいんだ。
アマヨ:
え……。それじゃあ……。
キラ:
おれっち分かったんだ。
アマねぇ、このガムを噛んでるからでしょ? 最近あんまりご飯を食べなくなったのは。
キラ:
でも、そんなの食欲を誤魔化してるだけだ。
ガムなんかで食べたい気持ちを押し殺してたら、いつか身体を壊しちゃうよ。
アマヨ:
それは……でも……。
キラ:
お願いアマねぇ。もう無茶なダイエットはやめるって、約束して。
アマヨ:
キラちゃん……。
アマヨ:
……うん。分かった。ごめんなさい。
場所: アマヨの部屋
登場: ビーたん・かめぽん
……どうやら、無事解決したようだな。ビーたん:
……んー。かめぽん:
これでアマヨ氏が倒れる心配もなくなっただろ。今度こそ、任務完了だな。ビーたん:
……うーん。かめぽん:
……なんだ、ビー。まだ何か言いたそうだな?ビーたん:
うん……。今のやり取り、なんか引っかかるんだよね……。
かめぽん:
引っかかる? どこがだ?
ビーたん:
……ごめん、かめぽん。もう少しだけ、様子を見させて!
かめぽん:
なに? お前、いい加減に――!
ビーたん:
一生に一度のお願い! ねっ!?
かめぽん:
まったく……。学生時代から数えて何度目だ? お前の『一生に一度のお願い』は。
ビーたん:
あはは。それは、そのー……。
かめぽん:
……まあいい。乗りかかった船だ、最後まで付き合ってやる。
ビーたん:
え……ほんと!? ありがと! かめぽん! それじゃあ、もう少しアマヨ殿を見つめよう!
かめぽん:
……ビーの気苦労なら、それが一番いいんだがね。
メインイベント-No.013
場所: 寮の廊下
登場: キラ・アマヨ
キラ:
アマねぇ? 夕ご飯出来たよ。一緒に食べない?
アマヨ:
…………。
キラ:
ねぇ、アマねぇってば。お腹空いてるはずだよね?
……せめて、返事くらいしてくれないかな? ねぇ?
ミサ:
……姉貴? どうかしたんですか?
キラ:
あ、ミサ。それが、アマねぇが部屋に閉じこもっちゃって……。
ミサ:
姐さんが? ワタチならともかく、姐さんがひきこもるなんて、珍しいこともあるもんですね。
キラ:
自覚あったんだ……! でも、本当に珍しいよ。こんなこと、今まで一度もなかったのに。
ミサ:
ふーむ。何かあったんですかね。
キラ:
………………おれのせいかな。
ミサ:
へ? 姉貴の?
キラ:
おれがアマねぇに、きびしく言って無理にガムダイエットを辞めさせたから……怒らせちゃったんじゃ……。
キラ:
ちゃんと謝ったほうがいいかな……?
そうしたらアマねぇ、出てきてくれるんじゃ……。
ミサ:
なに言ってるんですか。姉貴はいつも通り、お馬鹿キャラやってればいいんですよ。
キラ:
……。どういう意味だよ、それ。
ミサ:
おろおろしたり、わたわたしたり、そういう生産性のないことやってればいいんです。
ミサ:
それだけで、いつか十分伝わると思いますから。姐さんを心配する気持ち、ってやつが。
キラ:
……そう、なのかな。
ミサ:
そうですよ。それに、姉貴の今にも泣きだしそうな情けない声、全部姐さんに聞こえたんでしょうし。
ミサ:
そのうち、あっちが心配になって出てきますって。
キラ:
そ、そんな情けない声出してねーよ。
ミサ:
姐さん。姉貴がホントに泣いちゃう前に出てきてくださいねー。
キラ:
ちょ、やめろって! アマねぇ! おれ、泣いてないからなー!?
メインイベント-No.014
場所: アマヨの部屋
登場: ビーたん・かめぽん・アマヨ
かめぽん:
部屋の外で、鳥居姉妹が心配しているな……。
ビーたん:
うん。……でも、今は入ってこなくて正解かも。
アマヨ:
ブツブツブツブツ……。
かめぽん:
……どうしたんだ、アマヨ氏は。ずっとあの調子だぞ。
ビーたん:
ううーん。これは、さすがに予想外かな……。
ビーたん:
様子がおかしい気はしたんだけどここまで思いつめてるなんて!
アマヨ:
キラちゃん……ガムダイエットも、ダメだって……。
アマヨ:
でもダメ……あれがないと……食べちゃう……体重が増えちゃう……。体型がぁあ……!
アマヨ:
体重、増えちゃうなら……減らさなきゃ……。減らさなきゃ……。そうだ、減らさなきゃ……!
アマヨ:
無茶なダイエットが駄目なら、私にはこれしかないぃぃ!
かめぽん:
な、なんだ!? 奇妙な動きをしだしたぞ!?
ビーたん:
あれは……美容ヨガ! アマヨ殿が読んでた雑誌で特集があった!
かめぽん:
知っているのかビー!
ビーたん:
ダイエットにやたら効果的な動きなんだよ!
ビーたん:
ちなみに、雑誌に載っていたお姉さんが!
ビーたん:
またまたセクシーで可愛くてでね――
かめぽん:
どうでもいい! それよりなんだアレは!?
アマヨ:
減らさなきゃ……減らさなきゃ……減らさなきゃ……減らさなきゃあああ……!
かめぽん:
ち、地球人は、あそこまで体重を気にするのか!?
ビーたん:
乙女の体重は、時に命より重いらしいよ!
かめぽん:
それなら、普段から身体を鍛えておけばいいだろう?
必要な筋力を保てば、体重なんて自然と――
ビーたん:
かめぽん、アマヨ殿は軍人じゃないから、そんなに意識高く体鍛えたりしないよ……。それよりも……!
ビーたん:
実際に、命より体重が大切なわけない。
お腹を空かしたアマヨ殿が、あんなに動いたら、いずれ倒れちゃうよ!
かめぽん:
そうだな……。これ以上極度な接触は行いたくないが、調査対象が倒れるような事態は避けねばなるまい。
ビーたん:
止めよう、かめぽん。ビーたん達の、ハッピー弾で!
アクションイベント-No.011
かめぽん:
……セクシーな衣装と髪形だな。
ビーたん:
かめぽんも、見る目があるねぇ。
★乙女鎮圧戦開始
ハッピーイベント-No.011
かめぽん:
やったか!?
ビーたん:
これだけ当てれば、きっと……!
アマヨ:
は、はれ……足が、ガクガクして……
アマヨ:
はぁ……はぁ……へ、変な感じ……。
アマヨ:
身体が熱くって、力が入らなくって……ふにゃあ……。
かめぽん:
やったぞ、ビーたん!
ビーたん:
うん。これで一安心、かな……?
アマヨ:
ふぅ……あ、あれ、動けない……これって……。
アマヨ:
……ダイエットのやりすぎ?
ビーたん:
おっ?
アマヨ:
立てなくなるまでやってたらキラちゃんも心配する……。
アマヨ:
そうだ。さっきキラちゃんが、晩御飯に呼びに来てた気が……。
アマヨ:
わたし、行かなきゃ……まずは、急いでお風呂に入ろ……。
ビーたん:
わわ、フラフラしてる。大丈夫かなあ。
かめぽん:
ハッピー弾の効果は一時的なものだと思うが……。
かめぽん:
ここまで見てきたんだ。最後まで見届けるか。
ビーたん:
そうだね。アマヨ殿を追いかけよう!
アクションイベント-No.012
場所: アマヨの部屋(浴室前)
登場: ビーたん・かめぽん
かめぽん:
おい、ビーたん。これはいったい、どういうことだ。
ビーたん:
んー? なにが?
かめぽん:
お前はさっき、事件の結末を見届けると言ったよな?
ビーたん:
うん。言ったね。報告書の作成にも絶対必要でしょ。
かめぽん:
それでどうして……我々は風呂場に潜入してるんだ!
ビーたん:
もう、分かってないなあ、かめぽんは。
今回の事件の本質は、アマヨ殿が体型を気にしていることにあったんだよ?
ビーたん:
だったらビーたん達には、アマヨ殿が実際にどんな体型をしているのか、もっと詳しく知る義務があると思わない?
かめぽん:
一切思わない。まったく、お前の言うことを聞いた私が馬鹿だった。さっさと出るぞ。
ビーたん:
あ、でも今、アマヨ殿が入ってくるとこだよ。早く隠れないと、見つかっちゃう♪ どうする、風呂場の中に隠れない?
かめぽん:
お前……! 最初から私をだますつもりだったな!?
ビーたん:
まあまあ。ここはひとつ、任務のことは忘れて純粋に楽しもうよ、かめぽん。
かめぽん:
いや、私は別に楽しくないんだが……。
ビーたん:
入浴シーンという、楽園が待っている!
かめぽん:
聞いてないな……!
アクションイベント-No.013
ビーたん:
いいねぇ、いいねぇ。アマヨ殿のバディ、最高だったよぅ!
ビーたん:
まさに女神……。
こんな恵まれた身体にダイエットなんて必要ない! かめぽんもそう思ったでしょ!?
かめぽん:
確かに、痩せる必要がある体型には見えないが……そんなことより、もういいだろう?
かめぽん:
今なら彼女に見られずに浴室から出られる。早く脱出するぞ。
ビーたん:
いやいや、かめぽんさん。本番はこれからですよ……!
ビーたん:
ビーたんがこの日のために考えに考え抜いた、禁断の――!!
ビーたん:
げふうっ!? かめぽん首はやめて! 締まってる締まってる!
かめぽん:
緩めてほしいなら一緒に来い。まったく。早く司令官に報告しなければ。
ビーたん:
さ、さよならー!! ビーたんの楽園ーーー!!
メインイベント-No.015
場所: ロビー
登場: キラ・ミサ・アマヨ・ビーたん・かめぽん
かめぽん:
皆が集まるといったらここだな。
ビーたん:
ちょうどキラ殿たちと合流したとこか。
アマヨ:
……キラちゃん? ミサちゃん?
キラ:
あっ……。アマねぇ……。
ミサ:
ほら、出てきたじゃないですか。ワタチの言った通り、姉貴は心配しすぎですよ。
ミサ:
まったく。これがノベルゲーだったら、お互い気を遣い過ぎてすれ違って、一向に先に進まないイライラシナリオですよ?
ミサ:
ワタチなら、途中で投げ出しますよ。
キラ:
ゲームで例えんでも……。だけど、確かにミサの言うとおりだったな。
ミサ:
分かればいいんです。……それじゃ、あとはお若いお二人でどうぞ。
アマヨ:
へっ?
キラ:
ミサがこの中で一番年下だろ! 妹だろ! っていうか、行っちゃうの!?
ミサ:
仲直りまで面倒見きれませんよ。ワタチはゲーム制作の続きがありますので。
キラ:
うぐ……。気を遣ってくれるのはありがたいけど、もう少し言い方ってもんがさあ……。
ミサ:
それじゃ、姐さんも。さっさと終わらしちゃってくださいね。
アマヨ:
え、あ……う、うん!
キラ:
……ミサのやつ、本当に行っちゃった。
アマヨ:
そ、そうだね!
キラ:
…………。
アマヨ:
…………。
かめぽん:
二人とも、無言になったな。
ビーたん:
頑張れ……頑張れ、二人とも……!
キラ:
……あ、あのさ。おれっち、アマねぇに言いたいことがあって……。
アマヨ:
わ、私も。キラちゃんに、伝えなきゃいけないことが……。
ビーたん:
よし、そこだ! 言え! 言うんだ!
かめぽん:
うるさい……。
キラ:
……あ、あのさ、アマねぇ!
アマヨ:
キラちゃん、わたし――
アマヨ:
あっ……。
キラ:
え、今の……アマねぇのお腹の音……?
アマヨ:
そ、そうみたい。しばらく、何も食べてなかったから……。
キラ:
……ぷっ、あはははははは!
アマヨ:
や、やだもう! 笑わないでよ、キラちゃん!
キラ:
あははははは、ごめん、ごめん。
なんだかアマねぇらしいなって、安心しちゃって……。
アマヨ:
今のが私らしいの!? ちょっとショックだよ~!
キラ:
まあまあ。それよりアマねぇ。
キラ:
夕ご飯、出来てるよ。食べるよね?
アマヨ:
キラちゃん……。うん、もちろん!
アマヨ:
あっ、でも出来たら、量は控えめにしてもらえると……。
キラ:
ダメだね♪ 今日はおれっちが満足するまで、食べ続けてもらいます♪
アマヨ:
そ、そんなの、また太りすぎちゃうよ!!
キラ:
食べなさ過ぎて倒れるよりましだろー?
アマヨ:
……そ、そうでした……。どうかおゆるしを~~……。
キラ:
あははは!! 大げさだなぁ、アマねぇは。
かめぽん:
……ビー。基地に戻るぞ。
ビーたん:
うん! これにて一件落着、だねっ!
メインイベント-No.016
場所: ピクシーチーム秘密基地(アマヨの部屋のキッチンの隅)
登場: ビーたん・かめぽん・アルマルス
アルマルス:
なるほど。異臭の正体は、アマヨ氏の健康食品であったか。
かめぽん:
はい。命に関わるようなものでなくて、良かったです。
アルマルス:
しかし……アマヨ氏の行動が気になるな。よもや体重ひとつで、それほど荒れるとは……。
かめぽん:
それが、ビーが言うには……。地球の乙女は、体重が関わると、あのようになるらしく……。
アルマルス:
……そうなのか?
ビーたん:
はい。アマヨ殿は、特に気にしてるタイプですねー。
アルマルス:
……地球人というのは、やはりなかなか奇妙な生態をしているのだな。
アルマルス:
しかし、今回のような行動を繰り返されては、調査任務に支障をきたす可能性がある。
アルマルス:
二人とも、今後はアマヨ氏になるべく付き添うように。彼女は、寮の中心人物でもあるようだしな。
ビーたん:
まっかせてください! アマヨ殿のあんな姿もこんな姿も、ばっちりこの目に焼き付けます!
アルマルス:
……かめぽん。
かめぽん:
はい……。よく言い聞かせておきます。
ビーたん:
いやいや、心配しなくても。司令官にも、撮った映像を送ってあげますから!
かめぽん:
司令官をお前と同じにするな、馬鹿!
アルマルス:
……ともかく。今回はご苦労だった。今日はゆっくり身体を休めるといい。
ビーたん:
……だってさ、かめぽん。一緒に休もっか?
かめぽん:
お断りだ。近寄ってくるな。
ビーたん:
あーあ、やっぱり冷たい。……でも、今回はありがとね。
かめぽん:
ん? 何がだ?
ビーたん:
ビーたんのワガママ聞いてくれて。おかげで、アマヨ殿を助けられたよ。
かめぽん:
……調査対象に迫る問題を排除するのは、私とお前、二人の任務だ。礼を言われることじゃない。
かめぽん:
それに、次も協力するとは限らないからな。
ちょっとそこに座れ、ビー。お前には一度、軍人らしい態度というものを――
ビーたん:
やば、お説教だ。それじゃかめぽん、ビーたんは先に寝るね。
かめぽん:
おい待て、まだ話は……ん? どこへ行く? ベッドはそっちじゃないだろう。
ビーたん:
こっちだよ? アマヨ殿のベッド♪
ビーたんはあっちで寝るから、かめぽんは基地を独り占めできるよ。よかったね♪
かめぽん:
いいわけあるか! 今すぐ座れ、ビーー!!
りりぃぱっと間取り図
潜入するには不可欠!…か?
寮全体の間取りが公開されています。

通しでプレイできるのかな?
さすがに無理だと思いますが、繋がりが感じられる仕様だと嬉しいですね。
すごい文章量や。
これを新作ゲームではなく、ネプテューヌなどの厚いブランドでもぜひやってほしいですね。
自分的にラノベなど、文字のみですと想像力が足りなくて…。









