プレイステーションVRをPS4 Proでプレイした結果
年始、特に新ゲーム情報もほとんどないのでPSVRプチネタ。
PSVR発売直後、見事にPSVRを手に入れたプレイヤーが早速起動してみるものの、”解像度が悪い“や”ボケていて見れたものではない“というマイナス面の感想がチラホラと。
PS4 Proでプレイすることで解像度が良くなる!という情報が流れていますので、実際どうなのか?正直にちょっとだけ書いておこうかと思います。
解像度について
PSVRの片目解像度は960x1080。
PC向けVR機器例として、VIVEは片目1080×1200など、PSVRは若干低性能。
ただ正直誤差の範囲内、ボケて見えるのであればPS4本体の処理が追い付いていないことが原因です。
VR作品では両目分…つまり、通常のモニター映しのゲームとは異なり、2スクリーン分描写しているためかなり処理が大変であることが分かります。
そのため、少なくともモニターでゲームをプレイするよりかは画質が劣ってしまう点は否めません。
実際ボケて見えるのか?
実際PSVRを通して見たゲーム画面は本当にボケて見えてしまうのか?という点。
結論から言うと普段プレイされているテレビ画面→PSVRに移動した場合、間違いなくボケてるな~という感想が頭に過るはず。
PSVR発売前から注目されていた目の前に大スクリーンがあるような感覚でゲームがプレイできるというシネマティックモードものですが、実際にプレイしてみるとやはり”仮想スクリーンにすぎない“という印象です。
画質面を分かりやすく例えるならば、ブラウン管TVでPS3を3色端子で接続しているのとほぼ同様くらいでしょうか。
PS4Proで解像度は変わるのか?
結論から言うと、現地点では”劇的に変わることはない“というのが正直な感想。
PS4Proでシネマティックモードをプレイするくらいならば、間違いなく4Kテレビでプレイしたほうがいろいろな意味で最高。
自分はPS4Pro購入後、時間が空いたのでPSVRを接続→初プレイはProでしたが4Kテレビの後に目を通してしまったせいか”こんなもんかー“と感じてしまいました。
PSVRに対応しているゲームに関しても、少し調べたところPS4Proに変えて処理が向上したとしても、公式サポートがしっかりと行われていなければ通常のモニター向けゲームと同じくほとんど変わることはありません。
確か初音ミクのVR版は公式からProのサポート対象だったはずです。
体験版まで適応されているかは不明ですが、他のゲームに比べれば比較的高画質VRゲームのように感じまず。
PVヘッドセット装着中にジェアボタンを押したので、解像度は出力時と同様のであるはず。
つまり、現地点ではメーカーさんが最高解像度に対応しない限り、PS4Proでプレイしたとしても画質面が改善されることはほとんどありません。
没入感、VRゲームの良い部分はここ
解像度が高いことにこしたことはありませんが、低めの解像度であるにも関わらずその不満を取り払うかのような没入感はやはり魅力的です。
まだまだ発売から数ヵ月しか経っていませんし、開発陣もまだ慣れていないことでしょう。
時間が経過すればPSVRのモニターの960x1080をフルに使えるような作品も展開されると思われるので、今後に期待という感じですね。
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