うたわれるもの 偽りの仮面【おすすめゲームを感想で振り返る】
アクアプラスより2015年9月24日にPS4・PS3・PSVitaにて発売された作品。
前作PC版から10年以上経った今、ようやく発売された作品でナンバリングとして「うたわれるもの2」として発表。
正式タイトルが「うたわれるもの 偽りの仮面」と改められた作品です。
項目の一覧
どんなゲーム?
うたわれるものの世界を味わえる物語
主人公、ヒロインなどは前作から一編していますが、世界観は統一。
基本的にはシナリオ部分を味わっていく読み物ゲーであり、うたわれるもの2の物語と新キャラクターの掛け合いを楽しんでいく作品となります。
ルート分岐なし、悩む部分は一切なし。
ゲームジャンルはシミュレーションRPGですが、ほとんどおまけのようなもの。
イベントシーンのほうが長く、たま~に戦闘が入る程度なのはアクアプラス作品、いつも通りという感じです。
物語部分だけ楽しみたい方々は、難易度を低く設定すればOKかと。
最大50ターンまで巻き戻すことが可能なので、シミュレーション苦手でも問題なくクリアすることができます。
難易度は高くないので、シナリオの雰囲気維持のために特典キャラは出撃させないほうが面白いかも。
主人公ハクについて
マジメという訳ではなく、なんといいますか、現在の日常アニメ主人公に出てきそうな性格をしています。
担当声優が藤原啓治さんということもあり、あの人物をどうしても連想してしまいますが…。
性格が受け付けない、台詞が長い!心の声多い!と感じたならば、一応音声OFFにすることができます。
アニメも開始されますが、個人的にこの性格ならば見ていて飽きないですね。
BADな点は?
ボリューム不足…。
ゆっくりプレイしても全トロフィーコンプリートまで約30時間~といわれています。
難しい目標もなく、これがボリューム不足と言われてしまう原因かと。
やりこみ要素などを期待している方々は要注意。
うたわれるもの3を明らかに意識している
ネタバレになってしまうので、詳細は記載できませんが、誰がどう見ても次回作へ続くと物語と終わり方から伝わってくる点。
うたわれるもの3の構成に本作の発売前から入ってることは判明していましたが、本作品からプレイした方々によっては”う~ん“と思わされてしまうかも。
何がいいたいかというと、盛り上がってきたところで終わる…。
Oh…。
うたわれるもの好きなら買うべし!
Amazon評価等を確認すると、あまりよろしくない評価。
悪くはありませんが、平均して★3個ほどをうろついている感じです。
ただ、”うたわれるものだ、これ“。
という雰囲気(あくまでも雰囲気です)、は十分に伝わってくる作品に仕上がっていますね。
うたわれるものファンだけど、買うか迷っているという方々は久しぶりの新作という点だけで買う価値アリ。
1をプレイしていなくても全く問題なしのシナリオ。
ただ、知っていると分かるネタが仕込まれているのも事実です。
3発売時には2のプレイは必須になるかもしれません。
適当にスクショとっておけばよかった…。
初週のみで売り上げ10万と、なかなか好調に売れている様子。
通販品切れで待てないのであれば、ダウンロード版に手を出すのもアリかもしれません。